幸兵衛窯 作陶館

作陶館レポート

先生見本つくり
蓋の形いろいろ 焼き上がり例

七代 加藤幸兵衛 直接指導「水差し(みずさし)をつくろう」

2019年3月30日

タタラ(土のシート)をつかい水差しを作りました。
17cm立法程の大きさを作るのに、大きなタタラを使った為、歪ませない様に、ヒビが入らない様にと、一つ一つの工程を慎重に進めました。

水差しの大きさで大事なのは、柄杓が容易に出し入れ出来る事です。
大きさは、口元に握りこぶしをあてて測る事が出来ます。

外側はヘラで模様を付けたり、竹串で絵を描いたりしました。
蓋のつまみの形の違いで個性が出ます。

水差しは織部や黄瀬戸が似合います。
ヘラで溝を付けた所に釉が溜まって感じがいいです。


タタラでの蓋物の作り方を覚えておくと、サイズを変えて香炉、シュガーポットなどに
応用できます。


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