幸兵衛窯 作陶館

作陶館レポート

完成作品 (赤土、透明釉、水で急冷)
幸兵衛先生の見本つくり 最後の仕上げ、軽くするのに内側を削ります

七代 加藤幸兵衛 直接指導「楽茶碗をつくろう」 2019

2回連続講座
1回目 形づくり(4月20日)、2回目 窯焚き(5月18日)

楽焼きの窯焚きを行いました。
今年も1つとして同じ物がない、様々な表情の抹茶碗とぐい呑が出来ました。

土は、白か赤。釉薬は、透明か黒。焼き上がり後は、水に入れて急冷するか、もみ殻に入れ、燻して冷まします。
8通りの組み合わせが可能で、それぞれ仕上がりが違う上に、ちょっとした釉薬の厚みや、炎の当たり方で違う表情になります。

想い通りにコントロール出来ないのも楽焼きの魅力の一つで、何回も参加されている方もいます。
年1回の人気の講座です。

講座の2回目は、焼く作業が間近に見れる面白みがあり、1回目の形づくりでは、幸兵衛先生から楽焼きにまつわる話しも聞けるので、参加者の皆さんに喜んでいただいています。

今年は京都の楽家と千家との関わりや、「千家十職」の役割についてお話しでした。
文化や歴史に触れてから制作に入れるので、器に対する思いれがかわってくるようです。


インスタとフェイスブックに完成した作品の写真を上げてます。そちらもご覧ください。


また次回も開催する予定です。ご期待ください。


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