幸兵衛窯 作陶館

作陶館レポート

七代 加藤幸兵衛 直接指導 「干支の陶板をつくろう(亥年)」

2018年11月24日(土)

毎年年末に開催する「干支物」のワークショップは人気があり、今年も大勢の方にご参加いただきました。

縁起物は人の創作意欲を掻き立てるのでしょうか?

特に今回は、「陶板」づくりの他に、手びねりで茶碗、ロクロで香炉など、好きなものを作ってもいいと幸兵衛先生から提案があり、より創作意欲が沸いたのか、皆さん楽しんでいるようでした。思い思いの作品に「イノシシ」が描かれました。

幸兵衛先生がおっしゃっていた「イノシシ」を表現する為の特徴は、、
・足の前爪は2つ分かれている。
・尖った鼻をしている。
・牙が下顎が出ている。
・肉付きをイメージする。

説明時に、先生が黒板にチョークでささっとイノシシのイラストを書きました。
簡単な線描きでしたが、その姿は躍動感があり、皆ため息が出ました。

改めて、物を観察する事の重要性を痛感しました。
その物の容姿を知らなくては、描く事も、作る事も難しいですね。


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