幸兵衛窯 作陶館

作陶館レポート

七代 加藤幸兵衛 直接指導「楽茶碗をつくろう」 1回目

2018年4月28日(土)

形づくりから窯焚きまでの、本格的な楽茶碗を作る2回連続講座の1回目目。
今回は光悦形に絞って抹茶碗づくりをし、
成形から、削り、高台つくり、仕上げまでの作業を行いました。

=光悦形の特徴=
胴部から腰にかけて丸みがあり、やや深く、口元はやや引きしめ、重さは軽く、高台は小さい。

思いのまま形づくるのではなく、形、寸法、重さを意識するレベルの高い作陶でした。
成形では出来上がりをイメージして丸みのある形に作るのが難しく、大きくなってしまう傾向にありました。削る際には、何度も薄さや重さを確認して仕上げました。
参加者は作業に手こずりながらも、今までに経験したことのない技術を学び、新たな挑戦を楽しんでおられました。

通常手びねりでの成形は、底の厚みを10mm程にし、その上に紐を積み上げていくのですが、薄く丸みのある物を作ると胴が垂れてしまうので、土台の土を30~40mmの厚みにし、おわん形に削りながら掘り下げ、紐を積み上げて形づくる方法で行いました。(写真参照)
重さは350g~400gになるよう外側を削りこみました。

次回は1ヶ月後、素焼きの器に釉掛けをし、野外にある小さな窯で、炭で焚いて焼き上げます。


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